相続人調査の重要性


相続手続きの中でもっとも基本的かつ重要な調査のひとつである相続人調査。相続手続きでは必ず行われるものです。
調査を行うことにより、相続人であることを第三者に対して明確にすることができます。しっかり調査しておきましょう
調査を行ってみると、意外なところに他にも相続人がいたりします。

なぜ、相続人調査が重要か?

相続が発生すると、亡くなった方の財産は相続人に自動的に相続されます。この財産は遺産分け(遺産分割協議)が終わるまでは相続人全員のものなのです。
 相続人全員のものということは、遺産分け(遺産分割協議)をする際には、相続人全員の合意で行わないと、それは法的には無効な遺産分け(遺産分割協議)となってしまいます。 
他に相続人はだれもいないと信じ込んでいる場合もさることながら、他に相続人がいると知っていて(愛人の子、付き合いのない兄弟など)それらの相続人を無視して遺産分け(遺産分割行儀)をしてしまおうとされる方がいますが、これは法的に無効です。十分に気を付けましょう!
相続人全員が納得いく相続手続きは、正確な相続人を調査することからはじまります。